保式57粍砲(6听砲)は明治日本海軍駆逐艦に装備 主砲は案式76粍(12听砲)海軍採用の保式は
47粍重砲 47粍軽砲と3種在り 57粍以外は中型艦以上の艦船に装備
近づく小型船舶撃退用が主目的 その為仰角俯角が異なる
軽砲の車輪付きの仰角が少ないのは 一般船舶甲板上から俯角砲撃をする為と理解
方向性として 47粍重砲 骨組み砲架を 47粍径砲は車輪付きに直して
この二種を製作方向性とし 保式の各種との大きさの比較確認用とする
明治海軍
搭載砲 駆逐艦は57粍~国産艦にうつり即86粍に大型化
中型艦以上は47粍 軽砲と重砲が主力
これは艦上での使用目的の違い
57粍研究から始まり 各種文献記載の混同の多いのに気が付き 自分なりに整理
57粍重 砲身全長2480粍 薬室長約256粍
47粍重 砲身全長2048粍 薬室長345粍
47粍軽 砲身全長1557.5粍 薬室長約102粍
このように47粍重の方が薬莢が長い
軽と重とでは半分
掲載図で判断 外国書も国内書も混同が多い これは写真表示も同じ
三笠士官室横の保式は軽と思います
47粍軽砲の図や写真が多く 外観が似ている為 勘違いしやすい
大きな違いは 47粍軽砲は砲耳部分の腹巻のような形態
47粍重と57粍重は外観は同じ
識別は砲身と筒長との 占有長対比19.1/20.6と31/34
当然閉鎖器 砲身本体外径も違う
カット図が多いので 薬室長で判断47と表示され 薬室長の短い記載が多いと見受けられる
一見識別は難しく 識別図や表を製作し判断するのに半年
図ゃ絵ではなく実際に縮尺模型にして 立体的に判断できるよう準備中